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整体・マッサージ なごみ の日記

栄養学/がん

2019.05.03

+++++++++++++++++++++++++++++++ がん +++++++++++++++++++++++++++++++ ■症状と効果的栄養素 私たちの細胞のすべてが、がん化する可能性を持っています。 がんというのは外部から突然やってきて体内で増殖するというものではなく、ある日突然、細胞が突然変異を起こして勝手にど んどん増殖し、周囲の正常な細胞まで侵していくのです。 普段がんを発生させる遺伝子は、活動することなく眠っています。それをがん細胞として活動するためにたたき起こす 役割を果たすのが、活性酸素や過酸化脂質です。これらによって細胞が傷つけられると、せっかく活動せずにおとなしくしていたがん遺伝子が起き出し、動き出します。しかし、これだけではまだがんになったわけではなく、正常な細胞が潜在的な腫瘍(しゅよう)細胞に変わっただけです。 がん細胞が体に害を及ぼすのは、その強力な増殖力にあります。この潜在的な腫瘍細胞に、化学物質やタバコのタール、排気ガスなどが結びつくと、がん細胞としてどんどん増殖し、健康な細胞を侵 していくのです。 がんは手遅れになれば恐ろしい病気ですが、早期に発見できれば決して治らない病気ではありません。しかし、何よりも大切なことは、がんにならないよう予防が大事です。 がんを予防するには、まずがん細胞の発生を抑える必要があります。 運動などや飲酒、喫煙などで発生する活性酸素は、眠っているがん 遺伝子を起こしてしまうので、その活性酸素の発生を抑えることが、 がん細胞の発生を抑えることにつながります。ポリフェノールなど の抗酸化物質には強力な抗酸化作用があり、活性酸素の害を守ります。 また、カテキンなども、細胞の遺伝子を傷つける物質の働きを抑えるため、がん細胞の発生を抑制します。 きのこ類に含まれるβ-グルカンには、がん細胞を撃退するT細 胞やNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する働きがあり、 発生したがん細胞の増殖を防ぐ効果があります。また、全身の免疫 機能を高める効果もあるため、がん予防にも働きます。 活性酸素の害を守り、 がん細胞の増殖を防ぐ 予防と治療の目標 ■有効なハーブ&栄養成分 ●カテキン  最強の抗酸化物質で、緑茶を多く飲 む地方の人はがんによる死亡率が低い という調査結果も出ています。特に皮膚、 胃、十二指腸、大腸、小腸、食道、肝臓、 肺、乳腺、膀胱などのがんを予防するだけでなく、転移も抑制する 効果があると報告されています。これはカテキンが細胞の遺伝子を 傷つける変異原物質の働きを抑制するためではないかと考えられて います。また、発がん性物質ニトロソアミン生成を抑制するとの 報告もあります。最近、エピガロカテキンのみを投与した場合、量 が増えるとがん細胞が増殖するとの報告がありましたが、複数のカ テキンだと、量が増えればがん細胞はだんだん減少することが分か っています。 ●霊芝  サルノコシカケ科マンネンタケ属の キノコです。神戸女子薬科大などの研 究によって、霊芝に含まれるβ-D-グル カンなどの多糖類には、健全な免疫システムサポートする働きが あり、がん細胞を撃退するキラーT細胞などを活性化させ、抗がん 作用を高め、身体に強い抵抗力をもたらすことが臨床的に裏付けら れています。また、苦味成分でもあるトリテルペンには、がん細胞 と戦うNK細胞を活性化する働きがあることも報告されています。 ●プロポリス ミツバチが植物の新芽や樹皮などを集 めてつくる樹脂上の物質です。強力な抗 菌作用があり、免疫細胞のマクロファー ジやNK細胞を活性化したり、異常細胞 の増殖を抑える効果があります。林生物 化学研究所は1995年、プロポリスの成分中のアルデピリンCが、 各種がん細胞を死滅させ、強い抗がん作用があることを発見しまし た。胃がん細胞・肝がん細胞をヌードマウスに移植した実験では、 がん細胞を移植した後にアルテピリンCを定期的に注射したマウス のがん細胞は増殖が止まり、さらには壊死(えし)を起こしがんが脱落、ま たは小さくなったと報告しています。 ●アラビノガラクタン(セイヨウカラマツ)  セイヨウカラマツから抽出した多糖 類の一種で、免疫増進作用が認められ ています。ドイツの研究では、外部か ら侵入してくるウイルスや、がん細胞 を攻撃するキラーT細胞の攻撃力をア ラビノガラクタンが高めると発表しています。動物実験によって、 肝臓がんを抑制し延命効果があることも立証されています。 ●高麗人参  金沢大学と近畿大学の共同研究で、「高 麗人参に含まれるサポニンで、がん細 胞が正常になることを確認した」との 報告があります。サポニンには抗腫瘍 作用が認められており、サポニンの1 種であるギンゼノサイドPh2には、 がんの増殖を抑制する作用があり、ギンゼノサイドPh3にはがん の転移を防ぐ作用があることが明らかになっています。 ●カロテノイド  カロテノイドが活性酸素を抑える仕 組みは解明されていますが、カロテノ イドの量が多ければ、他の抗酸化物質 も体内に多く存在することがわかって います。京都府立医科大学と兵庫医科 大学の研究所では、β-カロテンやリコピンなどの複合カロテン の服用で、肝障害が進んだ186名を対象に追跡調査したところ、4 年目では複合カロテン服用者の発ガン率は、服用しない人のほぼ3 分の1になったとの報告があります。 ●ポリフェノール(ブドウの種)  フランス人に冠動脈硬化疾患が少ないこと から赤ワインが注目されました。ポリフェノ ールの1種であるプロアントシアニジンには 強力な抗酸化作用があり、活性酸素の害を守 り抗動脈硬化を発揮することから、抗がん作 用が期待されています。アメリカ・イリノイ 大学のジョン・ベズット博士らのグループは、皮膚がんのがん細胞 減少を権威ある科学雑誌「サイエンス」に発表しています。 ■その他の有効成分の働き ●ビタミンA・β-カロテン  がんが増殖するときには、その周囲に小さな血管を作りま す。この血管を通じてがんは栄養をとって増殖しますが、β- カロテンにはこの血管が作られるのを阻止する働きがありま す。また発がん物質が入り込まないよう粘膜を正常に保った り、がん化した細胞を正常な細胞に戻す作用もあります。 ●ビタミンB群  体の免疫力を高めて発がんに対する抵抗力をつけます。 ビタミンB2は過酸化脂質の害を防ぎ、ビタミンB6が不足す ると細胞ががん化しやすいと言われています。 ●ビタミンC  ビタミンCを多く摂っている人はがんにかかりにくいとい う報告があります。ビタミンCは発がん物質であるニトロソ アミンができるのを阻止する働きがあり、胃がんや肝臓がん の予防に効果があります。 ●ビタミンE  ビタミンCと同様にニトロソアミンができるのを阻止する 働きがあります。また、強力な抗酸化作用で、ある種の抗が ん剤の副作用を軽くするという報告もあります。 ●カルシウム  大腸の粘膜の細胞の増殖をコントロールする働きがある ので、カルシウム摂取が多いほど大腸がんのリスクは低くな るとの報告があります。

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